【岡山電気軌道】水戸岡鋭治デザイン 夢二生誕140年記念号ラッピング車両 運行開始

岡山電気軌道株式会社(岡山市中区徳吉町2-8-22、社長:小嶋光信)では、2014年に竹久夢二生誕130年記念事業の一環として、路面電車KUROを「KURO×夢二」電車としてラッピングを施し運行をしてまいりました。
この度、竹久夢二生誕140年の記念としてバージョンアップを図り、Nostalgic art tramとして登場。2024年4月9日(火)から運行を開始しました。

なお、今回全国初となる取り組みとして、面電車走行時、夢二が作詞をした「宵待草」(作曲:多忠亮)のメロディーがドア開閉の際、全10か所の電停(電車停留場)にて車内外に流れます。

■竹久夢二生誕140年記念号「KURO✕夢二」(Nostalgic art tram)
運行開始日:4月9日(火)
運行路線:東山線のみ
運行本数:一日4往復 東山発 (10:12、11:00、11:48、12:36)岡山駅発 (10:32、11:20、12:08、12:56)
運行についてのお問合せ先:電車事業部  (TEL:086-272-1811) 
使用車両:KURO(3007号)電車 1968年(S43)、東武日光軌道線使用車両10両譲り受けたうちの一両、岡山では1969年(S44)より運行、全国で唯一の現役営業車両。

■竹久夢二 略歴
1884(明治17) 9月16日、岡山県邑久郡本庄村に生まれる。本名は茂次郎
1899(明治32) 神戸中学校に入学。12月に中退し、一家で福岡県へ転居
1902(明治35) 早稲田実業学校に入学
1905(明治38) 荒畑寒村のすすめで平民社の『直言』にコマ絵が掲載される。『中学世界』に「筒井筒」が第一賞入選、初めて夢二の筆名を用いる。 *早稲田実業専攻科を中退。投書家時代を終える
1907(明治40) 1月、岸たまきと結婚。たまきをモデルに「夢二式美人」が生まれる
1909(明治42)  最初の著作『夢二画集 春の巻』発行、ベストセラーとなる *この後、昭和5年まで約60冊の自著を刊行する
1914(大正3)  10月、日本橋区呉服町に夢二がデザインした商品を売る「港屋」開店    *この頃、笠井彦乃と出会う
1919(大正8)  この年、お葉<佐々木カ子ヨ(かねよ)>をモデルとする
1920(大正9)  彦乃、死去
1921(大正10) お葉と世帯をもつ
1931(昭和6)  アメリカ・ヨーロッパへ旅立つ(1933=昭和8年帰国)
1934(昭和9)  9月1日、信州富士見高原療養所で50年の生涯を閉じる

■大迫 淳英 JUN-EI OHSAKO/音旅演出家・ヴァイオリニスト
音旅演出家として、これまでに2万人以上のお客様と旅をともにした経験より新しい旅の世界を演出。
これまでに皇太子殿下ご夫妻(現 今上天皇と皇后陛下)の御前での演奏、ベルリン・フィル ヴァイオリン・アンサンブルの日本ツアーでソリストを務め、JR九州「ななつ星 in 九州」の音楽演出をプロデュース。現在は東急「THE ROYAL EXPRESS」の演出をプロデュースし、JTBロイヤルロード銀座「感動の響き」アンバサダーを務める。

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