夢二郷土美術館 「こども学芸員」第11期生 任命式開催

岡山県下美術館唯一の「こども学芸員」制度設立 11周年
2022年416()、第11生任命式開催
小嶋館長より、任命証授与

夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信)では、2022年4月16日(土)、「こども学芸員」第11期生の任命式を開催いたしました。「こども学芸員」制度は今年、設立11周年を迎えます。

2022年度 第11期こども学芸員 任命式
日時:2022年4月16日(土)
会場:夢二郷土美術館 本館 
11期学芸員:15名
(小学4年生:4名、小学5年生:2名、中学2年生:1名、中学3年生:2名、高校1年生:1名、大学1年生:4名、大学2年生:1名)
式典内容:開会/小嶋光信館長挨拶/小嶋館長からこども学芸員に任命証の授与/こども学芸員からのことば/閉会

※こども学芸員とは
2011年に「こども夢二新聞」の募集をしたところ、竹久夢二や夢二郷土美術館について多くの子どもたちが関心を寄せてくれ、よく調べ、工夫して作った新聞が集まりました。そこで、岡山の未来を担う子どもたちに、郷土の偉人である竹久夢二をより深く知っていただき、こどもの自主性を尊重しながら、素直な感性で竹久夢二を伝える活動を共にしていけたらという想いで2012年から始めた試みです。
現在までにのべ100人以上の修了生を送りだしており、今期も15名の「こども学芸員」が誕生、1年間共に活動していただきます。
なお、こども学芸員活動は岡山県下美術館では弊館のみの取り組みです。

・こども学芸員はIDを持ち、ID提示で一年間入館無料。(保護者1名同伴可能)
・参加賞と修了賞を授与しています。
・年に約8回の勉強会で、作品の取り扱い(複製の軸を扱う)、調書をつくる、筆を使って墨でかく、作品鑑賞、展示作品の選択、解説作り、ギャラリートークのシナリオ作りと練習、などを学びます。

企画展「松田基コレクション」に参加することが最終目標です。こども学芸員各自がお気に入りの作品を選び、自分で作成した解説パネルを企画展内で展示(展示作業は学芸員が行ないます)、一般のご来館者の前でこども学芸員によるギャラリートークを開催します。

【夢二郷土美術館55(GOGO)企画】本年度より開始「夢二アンバサダー制度」
2022年度から新たに「夢二アンバサダー制度」を導入します。3年以上こども学芸員を経験した人で希望者は「夢二アンバサダー」の肩書を持ち、新人のこども学芸員の指導や、お客様への作品解説、学芸員補佐の体験(大学生限定)など、積極的に竹久夢二を一般の方に伝えます。

※2022年の活動計画
・第1回 5月6日(日)予定
 夢二郷土美術館のこと、学芸員の仕事を学ぼう
・第2回 7月10日(日)予定
 みんなで考えよう!夏休み夢二クイズ
・第3回 8月7日(日)予定
 作品解説文を作ろう ①
・第4回 9月17日(土)予定
 作品解説文を作ろう ②
・第5回 12月25日(日)予定
 夢二検定の問題を作ろう
・第6回 1月29日(日)予定
 ギャラリートークのリハーサル
・第7回 2月11日(土・祝)予定
 ギャラリートーク本番

◆今後の美術館行事
★第12回「こども夢二新聞」
募集期間:2022年7月16日(土)~9月16日(金)  
対象:小・中・高校生

2011年から開始した教育普及活動で、A3用紙に自由に竹久夢二、または夢二郷土美術館について新聞を作成。毎年竹久夢二の生誕日9月16日を締め切りとして一般公募も実施いたします。優秀作品には表彰状と賞品の授与式を行ない、全応募作品は約2週間夢二郷土美術館本館・別館にて展示。学校単位での参加もあり。

★新聞づくりのヒントとなる関連イベント
開 催 日:2022年7月30日(土)
○新聞づくり教室 9:30~11:30(開催場所:夢二郷土美術館本館)
○こども記者謎解きバスツアー 11:45~16:30(参加費無料)
※どちらか1つの参加も可能。

お申し込み、お問い合わせ先:夢二郷土美術館本館 TEL:086-271-1000

夢二郷土美術館