収穫したじゃがいもを「子ども食堂」へ無償提供 和歌山電鐵 

2021年も「貴志川線に乗ってじゃがいも掘り」はコロナ禍で中止
収穫したじゃがいもを「子ども食堂」などへ無償提供
関係者のみで、5日 収穫作業を実施

和歌山電鐵株式会社(本社:和歌山市伊太祈曽73番地、社長:小嶋光信)では、貴志川線の未来を“つくる”会(事務局:和歌山市伊太祈曽558、伊太祁曽神社内、代表:木村幹生)と共催する毎年恒例の人気イベント「貴志川線に乗ってじゃがいも掘り」を、6月初旬に予定しておりましたが、2020年に続き本年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を見送ることといたしました。
予定どおり開催できていれば、今年で14回目、例年500人以上の方が収穫に参加されるイベントです。

「じゃがいも掘り」のじゃがいも(品種は男爵)は、長原北・鳥居地域資源保全会(会長:古田浩章)様が、休耕地を保全するために育てたものの一部を、催事のために毎年提供してくださっているものです。本年もイベント開催に向け2月頃に植付けをし、収穫目前となっておりました。そこで、昨年同様に、「密」を防ぐため関係者のみで収穫作業を行ない、収穫したじゃがいもの一部を、新型コロナウイルスにより活動・運営にも影響を受けている「子ども食堂」の運営団体へ無償で提供し、有効活用いただくことといたしました。

■じゃがいもの収穫作業
開催日:2021年6月5日(土)
会 場:甘露寺前駅南方の畑(駅下車すぐ)
参加者:関係者60名程度
じゃがいもの無償提供先:3カ所
(1)子どもの生活支援ネットワーク こ・はうす貴志川〈紀の川市貴志川町〉
(2)キノコ食堂(キミノコドモ食堂)〈海草郡紀美野町〉
(3)ほんまち子ども食堂〈和歌山市北桶屋町〉
※収穫後、各団体様のトラックに積み込み、お持ち帰りいただきました。

「長原北・鳥居地域資源保全会」
農林水産省の指導により平成19年4月に発足しました。当会の目的は、農業者と非農業者(自治区、学校、市民団体など)による共同活動を通じ、地域の農地・農業用水等の資源や農村環境の良好な保全と質的向上を図ることです。現在、地域住民の交流を促進しながら、遊休農地の活用(今回のイベントなど)、用排水路の点検整備、農道の補修、池や水路の草刈などを行なっています。

和歌山電鐵株式会社