おかやまクラウドセンター完成、3月15日サービス開始
日本一天変地異の少ない地に、高機能なデータセンター誕生
株式会社両備システムズ(本社:岡山市南区豊成二丁目7番16号、社長:松田 久)が、株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡県静岡市葵区常磐町2丁目6番地の8、社長:鴇田 勝彦)と平成23年10月に業務提携し、岡山リサーチパークで共同構築を進めてきたデータセンター「おかやまクラウドセンター」が、本日竣工いたします。
両備システムズは、同センターを「Ryobi-IDC第2センター」とし、本日よりサービスを開始いたします。両備システムズのデータセンターとしては、平成15年よりサービスを提供する、Ryobi-IDC第1センター(本社に併設)に続く2拠点目となります。
東日本大震災以降、BCP(事業継続)やDR(災害時復旧)への関心が高まり、岡山県が、災害が少ない、安定した電源供給、交通の利便性が高い、原発からの距離が遠いことなどから注目され、首都圏の法人向けデータ保管、また公共系のクラウドサービスへの対応から、高規格データセンターの構築に着手いたしました。
おかやまクラウドセンターは、標高140m、水害、液状化など災害リスクの少ない強固な地盤に立地しています。JR岡山駅、岡山空港、山陽自動車道に近接し、災害時に大都市圏からのアクセスも可能です。免震構造の建物に、電源設備、72時間対応の発電機は冗長構成を採用しています。生体認証など新たにセキュリティ対策機器を備えています。また、外気空調方式により環境負荷の低減にも対応しています。
日本一天変地異の少ない場所に、最新設備とセキュリティ技術を導入し、データ保管や、クラウドサービスの基盤として高い機能を発揮する、安全安心なデータセンターが完成しました。
現在、おかやまクラウドセンターへのお問い合わせの半分は関東エリアのお客様となっています。また、豊成本社に併設する「Ryobi-IDC第1センター」は、震災後に関東からのお客様を中心に30%増加しています。
昨年の春以降は、関西地区でも、電力需給に不安のない中国エリア、中でも岡山への関心が高まっています。需要の高まりに呼応し、お客様に安心してご利用いただける高品質なIT基盤の提供、サービスの拡充に努めてまいります。
<おかやまクラウドセンター概要>
- 名称
- 「おかやまクラウドセンター」
- 所在地
- 岡山県岡山市北区
- 敷地面積
- 7,222㎡(建築面積 1,143㎡、延床面積 3,411㎡)
- 建物
- 地上3階(21.5m)
- 建物構造
- RC(鉄筋)造、免震構造
- ラック数
- 400ラック収容(拡張可能)
(両備システムズ、TOKAIコミュニケーションズ各200ラック使用) - 総工費
- 約28億円
- 竣工日
- 平成25年3月15日
<Ryobi-IDC第2センター概要>
- 名称
- 両備システムズ「Ryobi-IDC第2センター」
- 運用体制
- 24時間365日有人体制
- 予定するサービス
- ・ラックコロケーションサービス
・プラットフォームサービス
・バックアップサービス
・マネージドサービス ほか - サービス開始日
- 平成25年3月15日
株式会社両備システムズ
086-264-1055