夢二郷土美術館 企画展「松田基コレクション ―夢二名品展 特別展示 北大路魯山人―」開催について

企画展「松田基コレクション ―夢二名品展 特別展示 北大路魯山人―」

子どもの感性による新鮮な夢二作品評を展示
子どもが選んだ夢二の6作品を直筆の解説パネルで紹介
~美術館の作品を子どもが解説するのは初めての試みです~

夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信)では、初代館長松田基が生前蒐集した、普段皆様の目に触れることのない貴重な作品を「松田基コレクション」として、毎年同時期に公開させていただいておりますが、今回は竹久夢二の名品とともに、北大路魯山人(1883年~1959年)の作品を展示いたします。
なお、今回初の試みとして、展示される夢二名品の中から子ども学芸員(小学4年生~中学2年生まで計7人)が、自ら選んだ6作品(童子・加茂川・晩春・故郷の秋・盆踊り・ふるさとの笛)について、直筆による解説パネルを展示しております。

松田基コレクション ―夢二名品展 特別展示 北大路魯山人―

開催期間:
平成24年12月11日(火)~平成25年3月24日(日)
開催場所:
夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32)
入館料:
大人:700円 大・高・中学生:400円 小学生:300円
cafe松香とのセット券:1,000円(400円+入館料700円)
開館時間:
9:00~17:00 (入館は16:30まで)
展示内容:
夢二郷土美術館の創設者であり、初代館長をつとめた松田基のコレクションより、竹久夢二(1884~1934)の名品と共に、初公開を含む北大路魯山人(1883~1959)の作品をご紹介します。
北大路魯山人は、書、篆刻、陶芸、絵画、漆芸など多岐にわたる分野を手がけましたが、その全てを用い「食」を総合的な芸術に高めました。いっぽう夢二は「生活美術」の理念を抱き、自ら企画・デザインした小物を商う店「港屋絵草紙店」を開店させています。
彼らの作品は、「衣」「食」「住」、すなわち人の暮らしに美を求めた意識のあらわれといえるのではないでしょうか。
今回は、魯山人の書画・陶芸作品に加え、書の名品≪「いろは」金屏風≫[岡山後楽園蔵・展示期間 12月11日(火)~2月11日(月・祝)]を展特別示いたします。夢二の手がけた封筒や千代紙、蔵書票など、身近な小芸術もご覧いただき、二人の思い描いた暮らしにおける美の形を探ります。
展示数:
夢二作品… 屏風3、軸10、額3、版画4、水彩・ペン画5、書簡・その他47、本・雑誌ほか30(計102件)
魯山人作品… 屏風2、軸4、陶芸16(計22件)
その他…(11件)          計135件

会期中の他の催事

第36回 夢二郷土美術館文化講座

開催日時
平成25年1月19日(土)11:00~12:00
講師
岡山・源吉兆庵美術館 学芸員 岡田 直子氏
演題
「北大路魯山人-その人生をたどるー」
参加費
無料(入館料は別途)
定員
各30人(お申込み受付順)
お申込み先
夢二郷土美術館 TEL:086-271-1000

テーブルコーディネート教室「食を彩る器のおもてなし」

開催日時
平成25年2月23日(土)11:00~、14:00~(各回約1時間30分)
講師
テーブルコーディネーター 原のり子氏
参加費
一般1000円、ゆめびぃ会員400円(お茶・お菓子付)
定員
各回20人(お申込み受付順)
お申込み先
夢二郷土美術館 TEL:086-271-1000

「こども学芸員」ギャラリートーク

開催日時
平成25年3月24日(日)11:00~、14:00~
内容
「こども学芸員」が、それぞれの視点で選んだ夢二作品を展示し、解説を行ないます。
※子ども達の制作した解説パネルと作品は、期間中を通してご覧いただけます。
参加費
無料(入館料は別途) ※申込み不要

夢二郷土美術館
086-271-1000