バイオディーゼル燃料100%(天ぷら油)を使用した車両公開について
岡電バス 岡山市の美しい街、環境づくりに協力
通常運行の路線バスでは、全国的に例がありません
岡山電気軌道株式会社(本社:岡山県岡山市北区岡南町1-14-41、社長:小嶋光信)の自動車営業部(通称:岡電バス)では、岡山市に協力して、昨年6月1日からバイオディーゼル岡山(岡山市南区海岸通)にて製造された100%バイオディーゼル燃料により運行実験を重ね、この度、通常運行の路線バスに使用しての運行を開始することになり、下記のとおり、使用車両(専用ラッピング車両)の公開、および出発式を開催します。
通常運行の路線バスに、資源化ゴミ収集時等の廃食用油の回収事業で集められた天ぷら油で作られたバイオディーゼル燃料を使用することにより、岡山市の美しい街、環境づくりのための普及、PRの一助になればとの取り組みです。
- 出発式:
- 平成24年8月24日(金) 午前8時45分~
車両公開:8時15分~8時45分 - 公開場所:
- 岡山市役所本庁舎 正面玄関前駐車場内(岡山市北区大供)
バイオディーゼル燃料100%(天ぷら油)を使用した路線バス運行概要について
民間路線バスにて通常運行に導入した例は聞きません
- 使用車両:
- 1両
- 所 属:
- 岡電バス 岡南営業所
- 運行路線:
- 岡南営業所運行エリア 15路線を運行(総路線数33)
- 路 線 名:
- 築港元町線、中央市場線、大東線、労災病院線、南ふれあいセンター線、岡南飛行場線、新保西線、万倍線、藤原団地線、京山線、岡電高屋線、大学病院線、健康づくり財団線、北長瀬線、西小学校線
- 一日走行キロ:
- 平均約100キロ
- 燃 費:
- 軽油とほぼ同じ(1リットル当たり約3キロ)
- CO2削減量:
- 平成23年6月~平成24年5月の実験結果
12カ月で10070.9リットル使用し、削減量は26.4トン
NOxはBDF燃料ではほとんど発生しないとのこと
岡山電気軌道株式会社自動車営業部
086-223-7221