両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信
「安全があってサービスがある」「安全サービスがあって初めて生産性がある」という信念のもとに両備労使で「日本一安全な運輸企業」を目指して30数年前発足したSSP-UP技能コンテストもコロナ禍により3年ぶりに開催することが出来ました。
全国の両備グループのバス、鉄軌道、トラック、フォークリフト、タクシー、フェリー、整備の皆さんに事務部門の皆さんの代表が岡山に集まり、それぞれの会場で繰り広げられました。
久しぶりに会える仲間たちとの和気あいあいのコンテストをみて、リモートでは味わえない緊張の中にもほのぼのとした楽しさがあふれています。
私は午前中の岡山港のバス部門と新岡山港のフェリー部門のあと、杜の街の事務部門に参加して職場紹介とスピーチを聞きました。
バス部門のコンテストは今回から中国バスが実践的に公道を使ってのコンテストを取り入れ、「優しい運転」「優しい言葉」「優しい接客」をポイントに熱のこもった競技を見せていただきました。
やはり現場に行ってみるものですネ!非常時の対応で、観光バスの非常口を空けても、ここから飛び降りるのかと思うほど高く、特にお年寄りの場合は大変です。
また身体の不自由なお客様の乗り降りでも、ニーリングや台を置くということですが、これは欧米のバスのようにステップが出てくるようにしないとお客様の乗り降りには不便です。早速メーカーにこれらの申し入れしようと思います。
フェリー部門では、お客さまの接客サービスや、機器の部品を解体し、再度くみ上げる整備のテストをしていましたが、短い時間にみなさん頑張って取り組んでいました。
事務部門の職場紹介やスピーチは、新たな職場の取り組みが垣間見え、これだけ聞けば両備グループの職場のオリエンテーションにもなるでしょう。スピーチも皆さん大変落ち着いていてプレゼン能力が上がってきていると思います。
それぞれが「仕事を誇りに、自慢できる職場」のためのコンテスト、「忠恕」の精神を発揮して「両備の仲間は本当に良い仲間だな~!」と思える大会でした。