2022両備健康塾:メタボ解消に挑戦!
―「朝食抜き、ドカ食い」「喫煙」「運動不足」をまず治そう!―

両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信

両備グループは「日本一健康な企業」を目指していますが、残念ながら、実現への道のりは程遠いと感じています。日本一健康な企業になるためには社員の皆さんがその気になるのが鍵、頑張ります!

「メタボ」だって俺の勝手じゃないかと思っている人はいませんか?メタボはどちらかというと「自分に甘い」「自分が可愛い」人に特に多いのです。メタボで健康な一生を送れるならそれでも良いでしょうが、実は一番厄介な糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞や脳卒中などの血管病のリスクが極めて高いのです。

人間の幸せの第一は「健康」です。会社などに勤めるということは、「私は健康で、頑張って働く」という約束で雇用契約を結んでいますし、特に人の命をお預かりする交通運輸業は「安全はまず健康から!」といっても過言でないでしょう。それ以上に身体の調子が悪い一生なんて楽しくないですし、幸せにはなれません

  • 朝食抜きドカ食いはメタボの元

最近は朝食を摂らずに働きに出る社員が多いですが、実は朝食の欠食は肥満の危険度が5倍になります。欠食すれば、そのあとはお腹が空いてドカ食いになりますから、まず3食をきちんと食べることが大事です。それに空腹は気持ちを尖らせますから、朝から腹が立って面白くない一日が始まります

例えば、子どもたちが朝食を食べないと、お腹が空いて学校で落ち着かず集中できなくなりますが、朝にちゃんと食べさせるだけで成績はどんどん上がるそうです

昔から「腹が減っては戦が出来ぬ」と言いますが、その通りです。朝ちゃんと食べて会社に来てください

また、どんぶり飯は美味しいですが、メタボの原因です。主食などの糖質から食べると血糖値が一気にあがります。まず野菜類などの副菜を食べて、次にタンパク質などの主菜を食べて、10分以上経過した後、最後にご飯類やパンなどの主食を食べるコトが健康の素です。この順番を守るだけで肥満リスクは下がります。まず野菜、海藻、キノコ類を食べましょう!最後にご飯です。

  • 百害ある喫煙

たかが喫煙と思うかもしれませんが、実は健康リスク別の関連死亡者数はダントツに喫煙が第一位なのです。喫煙は新型の電子系でも紙巻でもリスクは一緒です。簡単に言えば、タバコを吸っているということはペンキ除去剤(アセトン)や軽油(ブタン)、アリ殺虫剤(ヒ素)やカドミウムを吸っているようなものなのです。こんな危ないものを吸いますか?タバコを吸って死んだ人の肺はボロ雑巾より汚い色をしているそうです。

両備グループは、喫煙率だけをとってみても全国平均17%に対して29%と倍近く、特に社員の平均年齢が高いT&T部門は要注意です。

  • 運動不足は体力低下と肥満の素

人間は歩くことによって人間になる」と言われているように、歩くことと運動は身体だけでなく心を維持するための必須項目です。

簡単に言えば、栄養過多と運動不足が肥満の原因です。

例えば熱中症、「私は太っていて水分が多いから大丈夫!」というのは大間違い。実は筋肉が水分の貯水池なのです。運動せずに筋肉がないと熱中症になりやすいのです。

一日8,000歩と適度な運動が、心身ともに健康な体をつくるために必要です。良く「私は働いて身体を動かしているから、わざわざ運動はいらない」とうそぶく人がいます。実は働いて身体を動かしても身体をまんべんなく使ってはいないのです。歩くことと、ラジオ体操が健康にベストです。ラジオ体操は「60分間のマッサージに匹敵する」と言われますが、バランスよく身体を動かす運動の傑作です。

健康の秘訣を一無(禁煙)、二少(少食、少酒)、三多(多動、多休、多接=良く運動、良く休む、多く人に接する)とも言いますが、先ずは「朝食抜きドカ食い」「喫煙」「運動不足」の3つを必ず治して、生活習慣病を予防し、健康で楽しい人生を自分で手に入れましょう!


両備グループ