両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信
小豆島や瀬戸内海を世界の観光地へという思いで「ワンダフルセトウチ」などの事業を進めていますが、その大動脈の一つの小豆島・池田-高松航路を運航する国際フェリーと岡山-土庄航路を運航する両備フェリーを「岡山イン高松アウト」また「高松イン岡山アウト」をシームレスにし、今後のMaaS(マース)などへの対応を進めるために4月1日に合併し、新たな名称として「国際両備フェリー㈱」と命名しました。
国際を新名称の頭に持ってきたのは、盟友である創業者の前・片山社長に敬意を払ってということと、今後、生活航路に強い国際フェリーと観光に強い両備フェリーとの相乗効果で、生活にも観光にも強い岡山-小豆島-高松航路に育てていくためです。
新型コロナ騒ぎで一旦は頓挫していますが、インバウンド客は世界で行きたい観光地の7位であり、人気離島ランキング1位にランクされている瀬戸内海でありながら、瀬戸芸期間中の一部の島々にとどまっていて、瀬戸内海のクルージングや世界の観光地に向けての活動はこれからです。
そのためにも、両備グループの旅客船・ホテル事業としての企業力を強化するとともに、人財や船舶の有効な活用を図り、全国や世界に小豆島航路の営業に打って出る基盤となる組織づくりを目指します。
【参考】
新商号 国際両備フェリー株式会社 株式 両備ホールディングス㈱が100%出資 本店所在地 香川県小豆郡小豆島池田1番地18号 本社所在地 岡山県岡山市中区新築港9番地1号 役員
代表取締役社長 小嶋 光信 代表取締役 松田 敏之 取締役相談役 松田 久 代表取締役専務 木元 康文 取締役 森 大資
椎木 照雄
小嶋 光浩監査役 藤原 敏顕 従業員数 134人 組織 : 2事業部制 ・フェリー事業部 高松航路事業部 44人 岡山航路事業部 49人
・ホテル事業部(オーキドホテル:土庄 )41人航路・運航本数
(従来どおり)定期航路
(香川)高松港 ~池田港(小豆島)一日8往復
(岡山)新岡山港~土庄港(小豆島)一日12往復
保有船数
900㌧クラス 2隻(旧両備フェリー)
750㌧クラス 2隻(旧国際フェリー)☆ご参考 年間輸送量
旧両備フェリー 車両74千台 人244千人
旧国際フェリー 車両75千台 人380千人