和歌山電鐵
社長 小嶋光信
2月22日はニャンニャンニャンの猫の日ですが、今年は2020年で令和2年ということで、まさにニャンニャンニャンニャンニャンという記念すべき猫の日です。
この日に、岡山県高梁市の雲海の山城で有名な備中松山城の猫城主「さんじゅーろー殿」に「たま駅長」を祀るたま神社のお詣りにお誘いしたら、家来たちが大勢代参にいらっしゃいました。
茶トラ猫の「さんじゅーろー」は平成30年7月の西日本豪雨で山を彷徨って備中松山城に辿り着き、この山城が気に入って住み着き、平成30年12月に正式に猫城主に就任されました。備中松山藩出身の新撰組7番隊隊長の「谷三十郎」にちなんで「さんじゅーろー」と命名されましたが、就任以来災害で激減した観光客を呼び戻し、城の賑わいに大活躍しています。
「さんじゅーろー」就任の際に地元の皆さん方に「たま駅長」の経験からアドバイスさせていただいたご縁で昨年末の猫城主就任1周年の記念講演会で高梁市の皆さんに「たま駅長」の秘話をお話しさせていただいたことから、ニャンニャンニャンの猫の日に「たま神社」へのお詣りをお誘いして今日の代参となりました。
私が岡山県から和歌山電鐵の再建に来たご縁で、世界で初めて民間鉄道の猫駅長が誕生し、同じ岡山県高梁市に世界で初めての猫城主が生まれて、このように交流が出来ることは本当に楽しい思い出です。
今日は猫城主の家来たちが「さんじゅーろー殿」のお言葉を書状にしたためて「たま大明神」に伝えていただきました。
この日を記念して「たま駅長」と「さんじゅーろー殿」の記念写真展を3月8日まで開催します。
また「たま駅長4・よんたま駅長」のキャラクター発表や、たま、ニタマ、よんたまの三代の「たま駅長」のイラストの入った専用台紙の記念入場券を発売します。
「たま駅長」から世界の猫ブームが生まれ、ニタマ駅長とよんたま駅長に猫城主さんじゅーろーも加わって世界の猫ブームが更に進み、猫族たちが皆さんの家族や友人として可愛がられるように「たま大明神」にお願いしました。
時あたかもコロナウイルスが猛威を世界にふるっているので、あわせて早く収束して、再び安心して暮らせる社会になる様にお願いしました。