後楽園が走る!

岡山電気軌道
社長 小嶋光信

これからの地方の活性化には、如何に観光をグローバル化して国内客だけでなく海外のインバウンドのお客様を増やしていくかがポイントです。

世界への情報発信には世界遺産が一番ですが、岡山県は残念ながらまだ世界遺産の登録が出来ていません。

これからも世界遺産登録に努力していかなければなりませんが、まずは地元が地域を誇りにし、郷土への熱き思いを自ら情報発信していかなければなりません。

弊社でも何か岡山の活性化になることは無いかとみんなで知恵を寄せ合っていた時に、今度の観光バスの新車に岡山随一ともいえる後楽園をラッピングにしてはどうかと言う社員からの提案がありました。

通常地域の宣伝のラッピングバスなどは行政からの依頼で行われることが多いのですが、「良いと思うことは直ぐ実行」という両備グループの行動規範である「知行合一」に沿って、直ぐ自社でやることを決め、両備グループのクリエイティブサポート部がデザインをしてくれました。

ちょうど県から新緑の岡山城をバックにした後楽園が鮮やかに日に照らされて何とも言えぬ情景の写真をお借りすることが出来て、素晴らしい出来栄えになりました。

インスタ映えするデザインに出来上がり、きっとお客様が大いに情報発信してくれると思います。

この「おかでん観光バス 後楽号」が県内、県外を走り回って、後楽園の素晴らしさを伝えてくれると思います。

岡山電気軌道