和歌山電鐵
社長 小嶋光信
両備グループでは「子どもの楽しいまちづくり」の一環で、乗り物も楽しい電車達が和歌山電鐵で、また岡山電気軌道で走っています。
今回は、町の中を楽しい電車達が走り回るイギリスの人気アニメ「チャギントン」(これまでに175の国と地域で放送中)を、何とか岡山市の街に走らせることは出来ないかと松田取締役(岡山電気軌道 副社長)が考えた企画です。自らチャギントンの権利元と交渉して了解をいただき、水戸岡鋭治さんのデザインにより実車化された「おかでんチャギントン電車」が、来年春に岡山電気軌道の東山線と清輝橋線で運行します。
このチャギントンの実車は10月23日に新潟から岡山に送られてきて、組み立てののち、テスト走行を重ねて来春に営業でお目見えします。このようなアニメの中の電車が実際に町の中を走るのは世界で初めての取り組みでしょう。
そこで、まず両備グループの楽しい電車たちのパイオニアである和歌山電鐵で、「おかでんチャギントン電車」が岡山で走ることを関西圏や全国に知っていただくためにラッピング広告をすることにしました。
今回のお披露目ではラッピングだけですが、今年中にはチャギントンの映像が楽しめるモニターの設置やシートをチャギントンらしいものに張り替えるなど、乗るたびにサプライズがあるように工夫していきます。
今日の出発式には水戸岡さんも出席くださり、よんたま駅長も武者震いしながらニャーニャーと賑やかに「ありがとニャン!」と保育園児のみなさんの試乗を見送っていました。