両備ホールディングス
代表兼CEO 小嶋光信
皆様のご愛顧のおかげで岡山―津山線の高速乗合バス「岡山エクスプレス津山号」も5周年を迎えました。
5周年の記念に何をしようと思いましたが、岡山―津山間を楽しく行き来していただきたいと人気の「たまバス」を投入することにしました。見た瞬間に笑顔がこぼれ、乗ってみてウキウキ、ワクワクするバスです。
水戸岡デザインの「たまバス」は、たま駅長が約５０体楽しく描かれており、シートも4種類のデザインのたまシートになっています。今回は5周年と言うことで、郊外路線バスには初めてニタマ降車ブザーを設置しました。
押すと「ニャー」、停車のお知らせも「つぎ・とまるニャー」で降車のたびに笑いと笑顔が渦巻きます。
なお、このブザーを、お客様の商品化希望の声にお応えし、キーホルダーとして販売を開始していますが、バスの車内でも購入できるのは、この「たまバス」だけです。
私の母は津山が故郷で、子どもの時に良くお墓参りに行きました。当時の岡山と津山は未舗装の細い、遠い道のりでしたが、心が通い合っていて気持ちは大変近かったと思います。
しかし、現在では何となく岡山と津山に心の距離があるようで、津山の人達も岡山に出るよりむしろ大阪に出るようになり、心の距離は遠くなったのではと案じています。
そこで再びこの「たまバス」で明るく岡山―津山間を行き来して、心の距離をもっと、モット近くしていきたいと思います。
津山からお買い物や、食事や観光に岡山へ、岡山からは「ホルモンうどん」や歴史散策に津山へとお互いの交流が再び盛んになればと願っています。
