和歌山電鐵
社長 小嶋光信
世界の「猫ブーム」の火付け役になった「たま駅長」の人気はとどまるところを知りません。まさに「猫ブーム」の「招き猫」です。
昨年は世界のグーグルがたま駅長の4月29日の誕生日に「たま駅長」のドゥードルで世界に発信してお祝いしてくれました。
今年は8月に放映予定とのことで、たま駅長ドキュメンタリー映画の撮影にアマゾンプライムクルーがイギリスから来てくれました。さらに中国の人気アニメの阿狸(アリ)も誕生日に駆けつけてくれたのです。まさに国際的人気者らしいお客様たちです。
アリは中国の人気アニメの主人公の赤い小狐で、まだオシメをつけている可愛らしい人気者です。何故かしっぽがありません。
中国ではキツネは狐狸と書いてタヌキを狸と書きません。中国ではタヌキは獾と書きます。まさしくキツネとタヌキの化かし合いです。
赤いアリの赤は中国では最もめでたい色です。アリは2006年3月16日に中国北京で生まれた人気アニメのキャラクターです。2006年は「たま駅長」が誕生することになった年と奇しくも一緒です。アリの中国での人気は抜群でSNSでは1500万人ものフォロワーがいます。
今年の3月16日の誕生日に「たま駅長」がアリにお祝いのカードを贈り、「無くなったしっぽを探しに来ないか?」と誘ったのです。
今日は、北京からその絵本作家のHansさんとその取材陣、またこのアリを紹介してくれた「在日本」の編集長で神戸国際大学教授の毛丹青先生が大勢の学生も連れてきてくれて本当に国際色豊かな楽しい誕生日になりました。アリは「たま駅長」の提案で誕生日とともに、なくなった「しっぽ」を探しに日本に来たのです。
さらに、絵本作家のHansさんが今日の「たま駅長」の誕生日祝いにサプライズプレゼントしてくれました。
この楽しいアリと「たま駅長」の共演の物語が貴志駅と和歌山県内を舞台に創られることになりましたのです。本当に素晴らしい誕生日のサプライズプレゼントとして「ドリームステーション・プロジェクト」がキックオフしました。
お祝いに駆けつけていただいた大勢のお客様に祝福されて19歳のお誕生日のケーキへの入刀を、「ニタマ駅長」が代わりに行ない、「ハッピーバスデーTOたまニャン」の歌と共に賑やかな一日となりました。
和歌山電鐵