和歌山電鐵
社長 小嶋光信
昨年1月5日に伊太祈曽駅長見習いに就任した「よんたま」が、一年の見習い期間を無事終えて、今日、「伊太祈曽駅長 兼 貴志駅駅長代行」に就任しました。
見習い期間中の勤務態度は極めて良好で、「ニタマ駅長」とは全く異なるキャラでお客様の人気を得ていました。
「ニタマ駅長」は極めて美人で、オシャレな駅長で、多くのお客様の人気を集めて、「たま名誉永久駅長」の後をシッカリ守り、「猫駅長」の地位を不動のものにしています。しかしその一方で、ハーフであるだけに業務時間にはシビアで、「今日の出版記念のサイン会は1時間掛かるからよろしく!」と業務指示をすると、「ニャー」と言って約束の1時間は仕事に精励しますが、約束の時間を過ぎるとソワソワし始めて、10分ほど経過するとポンと机から飛び降りて、「もう業務は終わったニャン」とばかりにスタコラサッサと駅長室に帰ってしまい、お客様の笑いを集めています。
その点、「よんたま駅長見習い」は「たま駅長」のようにサービス精神が旺盛で、決められた時間を過ぎてもシッカリお客様本位に頑張っています。
この二人(匹)のキャラの違いが言い得て妙で可愛らしいのです。
就任式では、「よんたま」は珍しく、やや緊張気味に発令を聞き、ニャーニャーと鳴きながら「頑張るニャン!」と心新たに誓ってくれました。念願の金線の入った真新しい駅長帽を被って得意そうに胸を張っていました。
「ニタマ駅長」は、駅長室の中から発令式の様子を見守っていましたが、自分が伊太祈曽駅長になった時に「たま駅長」から「10年早いニャー!」と叱咤激励されたのを覚えていたのか、窓越しに「10年早いニャンゴ!」とばかりの顔をしていました。
今日の駅長就任式には、アンガールズの田中さんが取材に来て下さっていて、2時間ほどインタビューを受けました。田中さんは「キスしたくない男ランキング」の2位で、結婚運に恵まれず、「今年は是非、結婚相手を見つけたいけど、たま駅長はこの良縁探しにご利益があるかな?」と真剣に聞いて来られました。
たま駅長のご縁で結婚されたカップルの中では、たま駅長の担当の新聞記者の女性が一番印象的で、「たま電車」で結婚式と披露宴をされたことをお話ししたら、目をランランと輝かせて、期待が膨らんでいました。それなら!と、フィギュアスケートの高橋大輔さんや田中刑事選手にも贈った限定の「たま守り」と「縁結び」のお守り、割り符の絵馬をプレゼントしました。
早速、田中さんは割り符に今年は結婚したいとの願いをしたためて、たま神社にお詣りし、絵馬に祈りを込めて神社横の絵馬掛けに奉納されていました。
私は、最初はアンガールズの田中さんという方は、なよなよとした、時々奇声を発するお笑い芸人だと思っていましたが、実際にお会いすると、何の、何の。ご本人は大変背が高くて、笑顔の綺麗なハンサムな好青年でビックリしました。芸風とは全く別で、中学ではマラソンもされていたスポーツマンで、今でも毎日10キロくらいジョギングをし、広島大学で建築を学んだエリートでした。
今年中にお相手が見つかれば、「たま電車」で挙式と披露宴をプレゼントさせていただくとお約束をしてインタビューを終えました。
全国の女子の皆さん!! たま駅長も一押しのアンガール田中さんとお付き合いしてみませんか? 我こそは!と思われる方は和歌山電鐵にご連絡ください。彼の魅力はたま駅長が太鼓判を押します。