両備グループ
代表 兼CEO 小嶋光信
両備グループの「くらしづくり部門」と「まちづくり部門」では、ミドルクラス以上の顧客層に焦点を合わせ、文化や歴史に造詣も深く、ラグジュアリーな暮らしや、豊かな住まいを求めているお客様を「ミジュアリー」という造語で表現して、ミジュアリー層をターゲットとして、商品やサービスレベルの開発をしています。
両備住宅では、新たにミジュアリーホームの組織を設け、新しい家の開発を進めていましたが、この度、岡山市の中仙道にモデルハウスが完成し、発表しました。
ミジュアリーホームのコンセプトは、「自分たちの贅沢を見つけよう」で、居心地の良さを感じられる豊かで上質な住空間を提供していきます。
中仙道のモデルハウスのテーマは、「ラグジュアリーでリゾート感あふれるグランピングテイストで、洗練された上質な空間での家族の暮らし方を演出した都市型住宅」を表現しています。
高級住宅地や都心の土地は高く、なかなか大きな土地の取得は難しいですが、そんな家々に囲まれているところでもプライバシーを守り、好きな格好で生活していても気にならず、自分の気ままなライフスタイルで生活できる、そんな家を目指しています。
外から見ると窓が無く、家の中央に中庭として空への空間がひらけているのが特徴です。
瀬戸内国際芸術祭で小豆島中山地区に創られた「オリーブの夢」という竹を5,000本使って制作された大きな竹の籠のオブジェがあります。周りを囲まれていて、天空へ向けてポッカリと開いた穴だけがあって、竹の床に寝転がってその空に抜けた穴から空を見ていると、ゆっくりと流れていく雲が見えて、何とものんびり、ゆったりとした気持ちになりましたが、まさにその感覚です。空に向かってのその空間は誰にも邪魔されない自分だけの空間なのです。
囲まれている感満載の家に入ると、中庭「パティオ」があって、そこをつなぎにリビングやダイニングキッチンが配置されています。浴室の前にはバスコートという空間があり、何となく半露天風呂のような解放感があります。家族ともどもリゾートで暮らしているような、そんな解放感です。
この家を見た女性幹部が、「この家を見たら、今の生活を反省しました。この家なら自分の思った夢の暮らしができそうです」との名言を感想として言ってくれました。