両備ホールディングス会長 兼CEO
小嶋光信
乗ってもらいたい夜行バスのナンバー1にランクされた「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」の第2弾となる「ドリームスリーパーⅡ(スーペリア クラス)」が、1月18日(水)から東京—大阪線に初登場するにあたり、関東バスさんと共同で、1月11日に記者発表をしました。
このバスの総合プロデューサーは「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」の考案者である松田敏之副社長で、デザインは弊社のクリエイティブサポート部です。お陰様で新発想の高速乗合バスとして(公財)日本デザイン振興会「グッドデザイン賞2016」の栄誉を得ました。
「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」は、規制緩和以後の高速乗合バスが、安いことがご馳走の商品になってしまったことに対して、快適さという輸送の品質を提供するものです。東京—大阪間で片道2万円というと高速乗合バスとしては高いと思われるかもしれませんが、ホテルがそのまま目的地に連れて行ってくれると思えば、有効な時間活用と、快適さの総合力で十分お客様にご支持いただけると思っています。
「ドリームスリーパーⅡ(スーペリア クラス)」は、第1弾の「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」を更に進化させて、徹底的にリラクゼーションを提供できるように、全席が扉で仕切られた完全個室仕様になっています。
快適な室内空間として、座席はリラックスできるムアツクッションによるフルオートの、ゼログラビティというまるで宇宙空間を遊泳するかのような、また、赤ちゃんがお母さんのお腹に中に浮いているような状態をキープするオリジナルファブリックによる快適なシートです。そして、アロマの香りや快眠音楽4チャンネルと調光機能付きの照明など、快適、快眠を追求した空間を創出しています。トイレも、バスでは珍しい温水洗浄機能付で、豪華で機能的なパウダールームも女性必見の設備です。
快適な旅を守る安全についても、衝突軽減装置や車線逸脱警報装置、三点式シートベルトに加え、何よりも安全に大事なことは運転する乗務社員の資質です。優れた運転技術と安全運転技能、ホテル並みのサービスマインドを持ち合わせた社員を充てて、「安全を運転するサービス業」として両備グループの輸送の品質を提供させていただきます。
今回の世界でも初めてとも言える高速乗合バスの運行を東京—大阪間で可能としたのは、関東バスさんとのコラボレーションがあってのことであり、共に手を携えて新しい高速乗合バスサービスの確立に向けて頑張りたいと思います。
2017.01.11
両備ホールディングス
DREAM SLEEPER SUPERIOR CLASS オフィシャルサイト