スーパー駅長たまが「たま卿」に

和歌山電鐵 社長 
小嶋 光信

今日はご多忙の中、和歌山県の仁坂知事自ら和歌山電鉄貴志川線貴志駅にお越しいただき、また和歌山県議会から山田副議長様、紀の川市の中村市長様、和歌山市の大橋市長様にもご臨席いただき、弊社幹部社員のスーパー駅長たまへ、和歌山県名誉県民ならぬ名誉県ニャンに相当する「和歌山県勳功爵(和歌山でナイト)位」を頂戴し、感激の極みです

一昨年4月1日に和歌山電鉄貴志川線の再生を開始しましたが、まさにその当日住処を失うことになったたまちゃんを貴志駅において欲しいと小山商店の小山奥様からお願いがありました。それで、たまちゃんに一目会った瞬間に、「たまちゃんは駅長だ!」と閃いたというか、たまちゃんの目での自己申告で駅長に任命しました。

お陰様で市民団体や行政の皆様の熱い応援や「いちご電車」「おもちゃ電車」のヒットのうえに、たま駅長が和歌山電鉄のまさに客招き猫となり、順調に乗客も増加しております。そして我が駅長たまが、地方鉄道再生のシンボルと言われるようになりました。和歌山県を代表するスーパースターになり、和歌山県のイメージアップと観光誘客にお役に立つだけでなく、日本を代表する働く猫として世界に情報発信することも出来ました。

まさにたま駅長は弊社の掌中の玉となっただけでなく、今回の勲功爵の授与により、「スーパー駅長 たま」から仁坂知事がおっしゃられたように、「たま様」「たま卿」と呼ぶように致します。瞬く間に一社員から幹部社員に、また貴族(和歌山県ですから”紀族”か?”木族”ですか?)の仲間入りで、まったく「サー大変」なたま様です。

スーパー駅長たま様も「ありがとニャン」といっていますので、この感謝の気持ちの猫語を翻訳してごあいさつにかえます。ありがとうございました!

和歌山電鐵