中国バス 社長
小嶋 光信
雨が降るかと心配していましたが、お陰様で皆様の熱意で晴れて、バスまつりらしいお日和になりました。
ご来場心から御礼申し上げます。
昨年12月22日から両備バス、両備グループが中国バスの再生に入って、早や3ヵ月半が経ちました。過去のお客様の苦情を調べてみると、
- ストライキを頻繁にして、当てに出来ない。
- 運転が粗い。
- バスの内外が汚い。
- 燃えるバスで整備が信頼出来ない。
- 運転手さんの愛想がない。
等、多くのご信頼いただけないような安全とサービスの問題がありました。
今まで懸命に社員教育、意識の改革を行って、何とか事故や苦情件数が減りはじめ、お褒めの言葉もいただけるようになりました。
安全や整備、清掃の問題の多くは、車両に対する責任体制がないことに起因していましたので、このたび個々の車両担当者として運転手を指名する、担当責任制に改革しました。これで、整備士と運転手、管理職一体になった車両管理が出来ますし、これと運転手教育とがあいまって、再生への道を歩み始めたと思います。
今日はその中国バスが変わったということを市民、ご利用者の皆様に「見える化」しようと、バスまつりを企画しました。3台のリニューアルしたバスと5台の新車と新車任命式をごらんいただき、安心と信頼をいただけるバス会社としてご利用いただけたら幸いです。
本日は土曜日にも関わりませず、お客様とともに広島運輸支局田中明夫支局長様始め、福山市、三原市など行政の皆様に御臨席いただき感謝申し上げます。
これからも、行政の皆様のご指導、ご支援をいただきながら、市民の皆様の声にお応えし、「安全を運転するサービス業」としての自覚を持って頑張りますので、ぜひともご支援の程よろしくお願いいたします。