岡山電気軌道 社長
小嶋光信
たま駅長が6月22日に「命(みこと)」になってはや1ヵ月が経ちました。社葬には3000人ものファンの皆さんが参列して下さって、今更ながら、たま駅長の人気と偉業に本当にビックリさせられました。
不登校の子どもさんが校長先生に連れられてたま駅長に会った翌日から登校し始めたとか、ひきこもりの女性がたま駅長に会おうと訪れたら治ってしまったとか、たま駅長が縁で結婚できたとか、フィギュアスケートのオリンピックメダリストの高橋大輔さんもたま駅長の写真で勇気づけられたと、たま駅長のスーパー・パワーぶりは、和歌山電鐵はじめ公共交通の域に留まりません。
本当に不思議な魅力、不思議なパワーです。
普通は日が経てば忘れていくものですが、未だにたま駅長を偲ぶ皆さんの声が多く、岡山でもたま駅長の在りし日の勇姿が見たいというご要望に応えて、7月22日~8月13日まで、代表的な写真26点をたま電車に展示したいと思います。
初日は、たま電車に併設されている「わかやま応援館」の館長代理の「SUNたまたま」とたま駅長代理が、保育園児とともにテープカットに駆けつけてくれました。
また、おかでんの東山車庫隣には「おかでんミュージアム+水戸岡鋭治デザイン」も開館しています。たま駅長キャラクターが散りばめられた部屋でたま駅長の思い出とともに、水戸岡デザインをお楽しみ下さい。
今でもたま駅長が貴志駅で我々地方鉄道を見守ってくれている姿が眼に浮かびます。